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歯がしみるのはなぜ?知覚過敏とむし歯の違いとは|倉敷市玉島のタナベ歯科医院

歯がしみるのはなぜ?知覚過敏とむし歯の違いとは|倉敷市玉島のタナベ歯科医院

2025年06月12日 17:27

「冷たい水を飲んだときにキーンと痛い」
「歯みがき中にズキッとすることがある」

そんな“歯がしみる”症状、気になっていませんか?
これは 「知覚過敏」の可能性もありますが、むし歯や歯周病が原因のケースもあるため注意が必要です。

この記事では、歯がしみる主な原因と、それぞれの違い・対処法についてわかりやすく解説します。




歯がしみる3つの主な原因

① 知覚過敏(象牙質知覚過敏症)

歯の表面(エナメル質)がすり減ったり、歯ぐきが下がって内側の象牙質が露出することで、神経に刺激が伝わりやすくなる状態です。

主な原因:

  • 強いブラッシング圧

  • 歯ぎしり・くいしばり

  • 酸性の飲食物(炭酸、レモンなど)

  • 歯周病による歯ぐきの後退

特徴:

  • 冷たいもの・甘いものに一時的にキーンとしみる

  • 熱いものでしみることは少ない

  • 痛みは短時間でおさまる


② むし歯(う蝕)

むし歯菌によって歯が溶ける病気です。進行すると神経に近づき、しみたりズキズキ痛み出します。

特徴:

  • 冷たいもの・甘いもの・熱いものもしみる

  • しみる時間が長く、徐々に痛みが強くなる

  • 見た目に黒ずみや穴があることも


③ 歯周病や歯の破折

歯ぐきの炎症や歯の根の露出によってもしみることがあります。また、歯のヒビや割れも原因となることがあります。


自分でできるチェックリスト

  • 一瞬だけキーンとする → 知覚過敏の可能性

  • しみたあともしばらく痛い → むし歯の可能性

  • 見た目に黒ずみや穴がある → むし歯の可能性大

  • 冷たいものよりも熱いものがしみる → 神経に炎症の可能性あり

※自己判断が難しい場合は、歯科でのチェックをおすすめします。


タナベ歯科医院での治療と予防法

知覚過敏の治療例:

  • しみ止めの塗布(フッ素・硝酸カリウム)

  • マウスピース(歯ぎしり対策)

  • 正しい歯みがき指導

  • 知覚過敏用の歯みがき粉の提案

むし歯の場合:

  • 初期むし歯はフッ素塗布で様子を見ることも

  • 中等度以上なら詰め物や被せ物の治療


まとめ:気になるしみ方は早めにご相談を

「そのうち治るだろう」と放置していると、むし歯や神経の炎症が進行してしまうこともあります。
気になる“しみる”症状がある方は、お気軽にご相談ください。


📍倉敷市玉島で歯がしみる症状にお悩みの方へ

タナベ歯科医院では、症状に合わせた丁寧なカウンセリングと治療を行っています。
ネット予約も可能です。お気軽にご相談ください。


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著者情報

田邉 憲昌(たなべ のりまさ)

タナベ歯科医院 院長


経歴:

岩手医科大学歯学部卒業

日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医

日本補綴歯科学会認定 専門医・指導医

日本デジタル歯科学会認定 デジタル歯科専門医

日本スポーツ協会認定 スポーツデンティスト


玉島地域の皆様の歯の健康をサポートします。

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